吊バルコニー

叔父さんの家の北側、大開口に設けた吊バルコニーを施工しました。

普通バルコニーは地面に柱を立てて床を作ったり、木造家屋側から躯体を延長するなどして作るものですが、今回は読んで字のごとく「吊り」構造のバルコニーです。

深く張り出した軒を支えるための登り梁から鉄骨を吊り下げ、そこにバルコニーの床を支持させます。そうすることで軽やかでありながら、部材的にも節約された一石二鳥のバルコニーの完成です。

バルコニーが大きくなればなるほど支持する梁が大きくなったりしますが、奥行きがそれほど必要なければこういった吊バルコニーが有利なことも多々あります。

バルコニーに限らず、窓の外に腰掛けられるベンチにしてみたり、フラワーボックス的なこともありでしょう。

いざという時の飛び道具の一つとして。